エポキシパテにアクリル絵の具を塗る実験。

エポキシパテに直接アクリル絵の具を塗ると剥がれやすい。ラッカー系塗料で塗るのがベストのようです。今の季節はベランダで塗るのもいい気分です。しかし、これから寒くなりますし、室内で塗りたいものです。室内で塗るのであればフィルター、ファン、ダクトを準備すれば出来そうですが、なにせ狭いベランダなので、溶剤の臭いのする排気をエアコンの室外機が吸ってしまいそうです。というわけで、なるべく臭いがしなくて、そして、ある程度丈夫な塗膜を形成したい。エポキシパテを使う理由は、ほんのわずかな時間だけ作業をして、中断して、次の日に作業を再開して、またエポキシパテを盛ったものが、わりとちゃんとくっつくからです。

手順。

タミヤ・エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)を練って、木の板にくっつける。


6時間放置する。


クレオス・Mr.サーフェイサー1200(グレータイプ)を吹く。
溶剤臭がするので、この工程はベランダでやるしかありません。

追記:エポキシパテ→直接モデリングペーストでもいけそう。ミリプット・エポキシパテ・グレードSでも同様にサーフェイサー無しでいけそう。ほぼ平面での結果なので、立体ではどうなるのか、モデリングペーストだけでは割れやすいのでジェルメディウムを添加したほうが良いかもしれない…要検証


3時間放置する。


リキテックスモデリングペースト、ジェッソ、アクリル絵の具(チタニウムホワイト)を塗る。


3時間放置する。


ペインティングナイフで剥離を試みる。



モデリングペースト 剥離するというよりは、厚いところは割れて欠ける。ある程度薄いところははがれにくい
ジェッソ 容易に剥離する
アクリル絵の具 容易に剥離する


というわけで、エポキシパテ→サーフェイサーモデリングペースト→アクリル絵の具、でいけそうです。